店長のカニーこと金本が、2017年8月から一年かけて達成したリアルアドベンチャー、
ユーラシア大陸横断&アフリカ大陸縦断のバイク一人旅🌎
バイクが大好きな方ならきっと興味関心があるのでは?ということで、その旅模様をシリーズで振り返ってみたいと思います。そうさ今こそアドベンチャー!!
鳥取県境港からバイクとともにフェリーで、ロシアの玄関ウラジオストクへ。
港町特有の自由な空気が漂う、活気ある近代的で平和な街でした。到着翌日にバイクの通関手続きをして翌々日からいよいよ旅がスタート、まずは約750km離れた北東のハバロフスクを目指します。
道中では男二人組が近づいてきて、バイクを一通りジロジロと眺めた後に私を殴って荷物を奪うフリをして、「すべてのロシア人があなたに友好的なわけではないから気を付けて」という警告をくれたり。
無事ハバロフスクに到着し、開店前のレストラン前でバイクを停めて休んでいるとオーナーの女性が出てきて、最初はとても不審な顔をしていたけれど旅人とわかると「中に入って!」と半ば強引に店内に連れ込まれ、ほどなくしてフルコースのような豪華な料理を運んできて「食べなさい!いいから食べなさい!」とご馳走してくれたりと、二日連続で忘れられないエピソードがありました。
モンゴルや中央アジアを経由しながらヨーロッパへ向かったため、結果ロシアには計三回出たり入ったりしたので、他にもたくさんの出来事があります。マグダガチという町でここに泊まろうか宿の前で悩んでいると男女二人組が通りかかり、「この宿は物を盗まれるからやめた方がいい」とアドバイスをくれたり、夕食を食べたロードサイドレストラン前に許可をもらってテントを張っていると、自警団と称する車が停まってスマホ翻訳で「ここは犯罪エリアだ」と避難を促してくれたりと、今思うと一歩間違えればヤバかった場面も。しかし同時に、そんな未知なる困難を乗り越える力が試されるような本当の旅をしていたなぁ、と懐かしくも感じられます。
また再びロシアを旅したい気持ちが芽生えたら。その時はウラジオストクから東へ向かって走ってやろう!と企んでいます。東へ行けば行くほど何もなくなり、太古の昔からこの先もずっと変わらないであろう原野が広がっているので、そこに挑む・進む自分の姿を夢見ています。
【エピソード_2 モンゴル編へ続く】