必要な明るさを必要なときにワンタッチで!
簡単操作でとても便利なキャンスマートですが、取付もシンプルです。
今回はR1300GSとR1300GSアドベンチャーのDIYの方向けに取り付け方法をまとめてみました。
下図はキャンスマートですが、下にあるバッテリーターミナルに接続する線以外は全てカプラーです。
スイッチさえもないシンプル配線。ハンドル回りに配線を取り回す必要も無いんですね。
対象車両
R1300GS(2024〜)KA1
R1300GS Adventure(2024〜)KA2

1300GS用キャンスマートに含まれているもの
・キャンスマート本体
・USBケーブル
・配線ケーブル1式

取付は大まかに
1.キャンスマートコネクタを車体側のキャンバスコネクタにカプラーオン
2.電源をバッテリーに接続
3.専用ハーネスでデナリのドライビングライトにカプラーオン
(この他、ドライビングライトの車体への物理的な取り付け等が必要です)
となります。

基本全てカプラーオンなので高度な電気的知識が無くても大丈夫ですね。

ステップ1

キャンスマートソフトウェアをダウンロードしましょう
このソフトウェアで電子ヒューズ設定やウィンカー連動機能などの細かい設定が出来るようになります。

WINDOWS

MAC

全体の取り付けイメージ

キャンスマートには最大4系統のアクセサリを取り付けることが可能です。

代表的なアクセサリとしてはドライビングライト2系統(合計4個)、
ハイマウントストップランプB6、デナリサウンドボムスプリット(高性能ホーン)
などとなります。

ステップ2

バッテリーと接続コネクタの位置を確認します

バッテリー位置

このパーツを外すと配線がやりやすくなります。T40のトルクス4本で外れます

ステップ3

XDWA(CAN-BUS)コネクタを接続します。車両の警報器付きの場合と

警報器無しの場合で位置が異なります。

警報器付きの場合

警報器無しの場合

キャンスマートのコネクタを車両のXDWAコネクタに接続します。

警報器付きの車両の場合はキャンスマートハーネスを中継するように取り付けます。
警報器無しの場合は余ったコネクタはリテーナープラグに差し込んで保護します。

動画のようにロック機構を解除するとコネクタは外れます。

ステップ4

バッテリー線を取り付ける

バッテリーのマイナスターミナルとプラスターミナルを外します。
(バッテリーのターミナルを外す順番は最初にマイナスを外します。
取り付ける場合はマイナスを最後に取り付けます)工具等で
ショートしないように気をつけてください。

キャンスマートの電源線をバッテリーに接続します。最初にプラス、最後にマイナスの順です。

正しく接続されるとキャンスマートのインジケーターが緑色に点灯し、その後消灯します。

配線をタイラップなどで整えます。

ステップ5

ドライビングランプ等に専用配線で接続します。

赤配線、もしくは白配線を付属のハーネスを使ってデナリ製のドライビングランプに接続します。
デナリ以外の12Vのランプに接続することも可能ですが、照度コントロールは出来ません。
また配線コネクタの加工が必要になります。

注意:D4,D7,D7PRO等を取り付けた場合はEZ-CANソフトウェアで
電子ヒューズ容量を25Aに変更してください。

裏技的な取り付け方として赤配線を左側のライトのみに接続し、
白配線を右側のみに接続するというやり方もあります。この配線をしたうえで下記画面で
赤配線を左LEFT LIGHT1、白配線をRIGHT LIGHT1に設定して
それぞれをウィンカー作動時に消灯という設定にするとウィンカーを出した側の
ライトだけ消灯させると言うことも出来ます。
この場合、右のライトと左のライトは別回路になってしまうので照度調整する場合は
別々に設定が必要になります。

ソフトウェアの操作方法は過去記事(下記リンク)で解説しております。車両での操作方法も過去記事(下記リンク)をご覧下さい

ソフトウェアはアップデートが進んでいくのでアイコンや新機能が追加されている場合も
ありますが大まかには同じなので参考にして下さい。

キャンスマートソフトウェア画面イメージ

ソフトウェア操作方法 その1

ソフトウェア操作方法 その2

ソフトウェア操作方法 その3

キャンスマートの車両での操作方法 明るさ設定やON/OFF設定を解説しています。

 

カテゴリー: Denali Electronics