今回は新型R1300GSのパニアケース・トップケースの主に価格について比較してみたいと思います。

あくまで個人的な見解です。

比較対象は 純正のバリオケースとツアラテックのZEGA EVOケースです。

純正パニア装着写真

ZEGAパニア装着写真

シルバーだと

まずはパニアケースからいってみたいと思います

カタログ上での(部分的には経験からの想像も)比較は・・・

材質

純正パニアケースは基本プラスチック製でアルミの装飾が付いている感じです。

それに対してツアラテックは基本骨格は全てアルミ。

経験的にはアルミパニアは圧倒的に強く、転倒時の破損も最小限で乗員保護も◎。

こんな風に倒しても大丈夫♪

水冷R1200GS時代、ツーリング中に純正のバリオケースをぶつけてしまい、フック部分が折れて

パニア装着不能になって困ったことがありました・・・

全体を支える部分がプラスチックだと衝撃には弱い・・・

やっぱ、衝撃を受けても破断しないアルミがいいかと思われます。

形状

純正パニア形状は純正だけあってカッコいいですね。車体のデザインともマッチして

どことなく都会的な感じがします。

対してツアラテックのZEGAは伝統的なスクエア形状。アドベンチャーテイストがプンプンします。

形は個人の好みの部分になるので深くは言いません。^^

あっ、スクエア形状だとキャンプ地や自宅ガレージでもバイクから降ろした状態で

安定して置いておけます。そして、キャンプなどでの簡易テーブルにもなるので便利です。

写真:NOMADと組み合わせると大きなテーブルに!

容量

純正パニアは可変容量でざっくりと24L〜32L。ツアラテックZEGAは31L、38L、45Lから選べます。

数値だけ見るとZEGAの方が容量に余裕があるようですが、これだけじゃ無いのがパニアケースの奥深さです

ZEGAケースは上面も積載に使うことが出来るように4カ所にフックも付いています。

かさばるシュラフやテント/マットなどをここに積むとパニア内の容積を効率的に使えますね。

バリオケース内部写真(1250GS用)

最大積載重量

注意書き上、純正パニアは片側10kg、ZEGAは15kgとなっています。走安性を考えて積載しましょう!

積み過ぎは危ないですからね。そうそう、重量物はなるべくパニアに入れましょう。トップケースに

重いものが入っていると重心から遠い上に高い位置になるので危険です。

写真は純正パニアのコーションとツアラテックZEGAのコーションシール

電源

なんと今回は純正パニア(左側のみ)に電源が装着されています。USB 5V。これは嬉しい装備ですね。

何かと言えばUSBの世の中ですから、便利この上ない。

うらやましいので私はZEGAパニアにモバイルバッテリーでも入れておきます・・・^^

開閉方向

純正バリオケースが横に対して、ツアラテックZEGAは上。一長一短あります。

横方向の開閉は開けた途端に中身がバラバラと出てきてしまったりします。入れるときも同様。

特にサイドスタンド側は傾いているので要注意です。

純正バリオケース(横開き)

ツアラテック ZEGAケース(上開き)

上の開閉だとそのようなことも無く安定して出し入れが可能です。ただ、パニア上部に荷物を積んでいるときは

開閉がしづらくなりますね。横開閉のバリオケースを使う場合は純正やツアラテックで用意している

インナーバッグ(写真はツアラテック製で品番:01-035-5808-0)を使うのがオススメです。

拡張性

純正パニアには特に拡張オプションなどはありません。

一方ツアラテックZEGAには様々なオプションが装着可能です。

ボトルホルダーや防水バッグホルダーセット、2Lのジェリ缶など

キャンプ時などに使う水を運搬したり、アドベンチャー感を演出したりも出来ますよ。

アタッチメント取付時のイメージ

取り付けステー

これは、一長一短です。純正バリオケース用のパニアブラケットは小型で目立たないので(見たこと無いですが、おそらく)、

パニアを外すと新型GSのスッキリとしたリヤ回りが現れます。

一方、ツアラテックZEGAはパニア取付のためのしっかりとしたステンレス製のフレームを装備します。

ゴツゴツとしたアドベンチャー感を醸し出すだけで無く、リヤ回りのガードとしてもバイク本体への傷を最大限防止したり、

取り回し時のアシストグリップとしても大いに役立ちます。

 

キー/照明

カタログを見るとツーリングモデルはキー連動でパニアケースの施錠が出来るようです。他のモデルに関しては分かり次第追記します。

これはメーカーだからこそ出来る技、現代的で便利ですね!照明は見てみないと分かりませんが、開閉部近くの上側に付いていると

使いやすいですね。どうだろう?

外観

これは完全に好みの問題ですが、純正のパニアは都会的な洗練されたルックスが魅力です。

対してツアラテックのZEGAは伝統のスクエア、アドベンチャールックです。個人的にはアドベンチャーバイクには

アドベンチャールックが似合うと思います。

その他

ZEGAは複数台車両をお持ちの場合もパニアラックさえ付ければ様々な車両で共用できたり

乗り換えた際も次の車両で使えるというところが愛着だけで無くコスパも良好ですね。

価格

そして気になる価格は・・・

純正パニアの本体価格は左右で154176円(税込)ですが・・・これはツーリングモデルの場合で

それ以外のモデル(スタンダード・GSスポーツ)にはパニアを取り付けるための様々な

パーツの取付が必要です。(下記参照)

これらの価格を加えると合計で251812円となります。(工賃別)

ツアラテックZEGAはモデルに関係なく以下となります。

31Lアルマイトシルバーで268758円

38Lアルマイトシルバーで270958円

45Lアルマイトシルバーで273158円

容量あたりの価格ではコスパ抜群です♪

参考

BMW純正パニア取り付けパーツ価格(税別)

左パニアケースホルダー 20200

右パニアケースホルダー 20200

パニアケースサポート 500円x4

パニアケース電装品セット 25800

左パニアケースホルダーカバーパネル 1340

右パニアケースホルダーカバーパネル 1340

左パニアケースホルダー 2580

右パニアケースホルダー 2580

ボディボルト 480円x8

キャップ1460円x2

シリンダーボルト640円x4

シリンダーボルト1140円x2

シリンダーボルト280円x4

合計88760円(税込97636円)

ずいぶん長くなってしまったので

トップケースの記事は別途アップします!

 

 

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